縦一尺八寸四分(約56㌢)、横一尺二寸一分(約37㌢)の絵画様額に詠人名と献納者と住所が書かれているが、年月日が記されていないため、いつの時代か分からないが、書体及び画の彩色などからみて江戸時代のものと考えられる。書といい絵といい優美であり、かつ歌仙の額という見地から、まことに文化的価値の高いものである。なお三十六歌仙とは、第六十六代一条天皇の時に藤原公任が選定した歌人で、各々の代表的な和歌を挙げている。猪苗代町指定重要文化財。
古くは春と秋に厳粛な祭りがあり、神輿の渡御式があったと伝わり、その神輿が社殿に残る。最近では、猪苗代町の磐梯祭りに繰り出したこともある 。
社殿の前には、立派な赤鳥居があります。じつはこの鳥居、宮司自らが製作したもの。塩化ビニールを使って約3ヶ月かけて作った力作で、高さ約3.7m、間口約2.7m、コンクリート約2t使用している。
毎年、大鹿桜が咲く5月に、境内の満開の桜の下で野点が開かれます。桜を見ながらお茶をいただくのは最高ですよ。